事業内容
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アスベストについて

アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物で「せきめん」「いしわた」と呼ばれています。その繊維が極めて細いため、研磨機、切断機などの施設での使用や飛散しやすい吹付け石綿などの除去等において所要の措置を行わないと石綿が飛散して人が吸入してしまう恐れがあります。

以前はビル等の建築工事において、保温断熱の目的で石綿を吹付ける作業が行われていましたが昭和50年に原則禁止されました。
その後も、スレート材、ブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されましたが、現在では原則として製造等が禁止されています。

石綿は、そこにあること自体が直ちに問題なのではなく、飛び散ること、吸い込むことが問題となるため労働安全衛生法や大気汚染防止法、廃棄物の処理及び清掃に関する法律などで予防や飛散防止等が図られています。

解体工事、リニューアル工事でのアスベスト除去は周辺環境への飛散防止が大変重要であり、安全で確実な対策が求められています。
また、アスベスト除去作業は、防護服を着用しての作業となり、体力的にも困難で過酷な作業となるため、除去作業の効率化による作業時間の短縮も大きな課題の一つとなっています。

アスベストについて

アスベスト対策事業の流れ

  • 計画

    1. お問い合わせ
    2. 現地調査・分析・お見積もり
    3. 作業計画書の提出

  • 施工

    4. 対策工事

  • 完了

    5. 完了報告書の提出

1

お問い合わせ(調査依頼)

お問い合わせ(調査依頼)

アスベスト除去工事はまず弊社に調査依頼をいただくところから始まります。
資料等の収集・整理を行い、建物の利用履歴や有害物質使用状況をお調べします。
経験のあるスタッフと、調査に必要な機材の用意をし、図面・実地調査に基づき迅速・正確な資料作成を行ってまいります。

2

現地調査・分析・お見積もり

現地調査・分析・お見積もり

現地にてアスベスト有無の調査・分析を行います。現在お住まいや、所有している物件の建材にアスベストが含まれているかどうかを調査いたします。
アスベストが含まれているとすればどれくらい含まれているか? 飛散リスクがどこまであるか?などアスベストの調査や分析にも対応しております。
調査後のお見積りとなりますのでご不明点はお気軽にお問い合わせください。

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作業計画書の提出

作業計画書の提出

調査結果をもとに作業計画書を作成し、所轄の諸官庁へ提出します。
●工事計画届(耐火・準耐火建築物)
労働安全衛生法第88条第4項に基づき、工事開始14日前までに労働基準監督署に提出
●作業届(耐火・準耐火以外の建築物及び工作物)
石綿障害予防規則に基づき、工事開始までに労働基準監督署に提出

【除去・封じ込め・囲い込み処理工事の場合】
●特定粉じん排出等作業実施届(建築物)
大気汚染防止法に基づき、工事開始14日前までに都道府県知事等に提出

4

対策工事

対策工事

アスベストが周囲に飛散することのないよう、飛散防止対策を万全に行い施工を開始いたします。
建造物に吹き付けられたアスベストの飛散を防ぐ方法は大きく分けて2つあり、1つ目は飛散防止の環境を整えつつ、アスベストを含む建材を完全に除去してしまう方法です。
2つ目は、アスベストが外部へ漏れ出さないようぴったりと囲い込んだり、固化剤を吹き付けてアスベストを含む建材の表面に塗膜を作り封じ込めてしまう方法になります。
施工終了後は廃棄物処理法に則って適正に処理を行います。

5

完了報告書の提出

完了報告書の提出

アスベストの除去が完了したのち、除去工事完了報告書を提出し作業完了となります。

アスベストのレベルについて

アスベストを含んだ建材を解体したり改修作業をする時に、アスベスト(石綿)粉じんの飛散のしやすさ(発じん性)で、建設業労働災害防止協会のマニュアルによって作業を3つのレベルに分類されています。

アスベストを含んだ建材には様々な種類があります。

お気軽にご相談ください

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